著者が語る、自費出版体験記−体験記
『わが人生に悔いはなし』著者 柳瀬恒範さん
激動の時代に満州で生まれ、敗戦後本土の土を踏む。医師となり、老人福祉の分野で社会福祉に貢献。一命を助けてくれた中国の人、愛惜多き中国に感謝の一念で、日中友好、留学生招致の世話役も務めてきた。人生行路の自叙伝。
出版のきっかけをお聞かせください。
三重県医師会員、津地区医師会員として35年間医報に投稿したエッセイが多数となったので、それをまとめることで、若い時代から、豊かな時と苦しい時を自分自身で振り返って、自叙伝にしてみたかった。
出版時の苦労や喜びをお聞かせください。
出版を決意して、自叙伝をどのようにしてまとめたらいいのだろうか、皆目わからないことばかりだったので困ったが、みずほ出版の皆々様のアドバイスで完成。全職員及び関係者のご出席で、出版記念式典が津都ホテルで行われた嬉しさは忘れられない。
出版前と後でのご自身の変化をお聞かせください。
出版前は医師会の皆様、市民の皆様に柳瀬は医者ということのみで若干、知られていたが、自叙伝を完成して出版したということで、皆々様よりお褒めの言葉をいただいて、嬉しく思っている。
完成した本を手にされた感想をお聞かせください。
350頁にわたる『わが人生に悔いはなし』を手にして、よくこれだけの自叙伝ができたなあと、自分自身を褒めると同時に、自叙伝を書いて発刊するように勧めてくださった病院職員に感謝したい。出版してくださいましたみずほ出版のアドバイスは偉大です。
自費出版を考えられている方へメッセージをお願いします。
自叙伝、小説等の出版を考えておられる方は、日頃から用紙にメモするか、、いろいろな雑誌・新聞に投稿して、これも必ず保管して、自分の住んでいる近くの大都市の出版社に相談してプランを考えることが大切である。