出版書籍の紹介−研究・評論・教養
横山真理(2023)『「構成活動」を原理とした音楽科授業におけるイメージの発生メカニズム』
本書は、筆者の博士学位論文「『構成活動』を原理としたイメージの発生過程の解明」に新たな知見を加え、加筆・修正を行ったものである。
―「あとがき」より抜粋―
「構成活動」を原理とした音楽科授業デザインの開発による授業研究に本格的に取り組み始めた当時、筆者は通常の学級ではなく特別支援学級の音楽科授業や日本語を母語としない生徒の学習支援を主担当としていた。表現に臆病な子、少ない言葉の奥に豊かなイメージの世界を持っていることが垣間見える子、音楽を全身で感じながら楽しむ子など、子どもの表現とイメージの世界は多様で個性的なのだと実感するようになった。そして、より良い授業実践の創造のための授業研究を超えて、音楽表現の過程に働く学習者のイメージの世界を学術的に探究したいと考えるようになった。このような経緯で、平成24年に名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程(教育科学専攻)に入学し、教育方法学研究室の柴田好章先生(名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授)のもとで授業分析による研究に取り組んできた。
著者 | 横山真理 |
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