『わが人生に悔いはなし』著者 柳瀬恒範さん (体験記)
激動の時代に満州で生まれ、敗戦後本土の土を踏む。医師となり、老人福祉の分野で社会福祉に貢献。一命を助けてくれた中国の人、愛惜多き中国に感謝の一念で、日中友好、留学生招致の世話役も務めてきた。人生行路の自叙伝。
『いのち輝くブナ−信州原生ブナ林を歩く』著者 猿渡利二さん (体験記)
生きものになくてはならないもの、それは水。山=渓谷=清流=水田=河川=海へと、水は循環する。循環の頂点に位置し、山を護り、水を育むブナ林。幾年月の厳しい自然環境の中を生き抜いてきたブナの独特の樹姿に肉迫するカメラアングルから、いのちの輝き、尊厳が醸し出されてくる。